ウォーターサーバーを家に置くとき、一番気になるのが「いつまで使い続けなければいけないか」という点ですよね。もし自分の生活に合わなかった場合、すぐに解約できるのか不安になるのは当然です。
この記事では、多くのメーカーが設定している最低利用期間の仕組みや、途中でやめたときにかかる費用の相場を具体的に解説します。契約したあとに「こんなはずじゃなかった」と後悔しないために、事前にチェックしておくべきポイントを一緒に見ていきましょう。
ウォーターサーバーの最低利用期間は何年?
ウォーターサーバーを契約すると、ほとんどの場合で「最低これくらいの期間は使ってください」という約束があります。この期間はメーカーや選ぶプランによってバラバラです。まずは一般的な期間の目安を知ることから始めましょう。
1. 多くのメーカーで設定される2年から3年の期間
ウォーターサーバーの契約期間は、2年から3年に設定されているのが一般的です。サーバー本体の送料や設置費用をメーカーが負担しているため、ある程度の期間使ってもらう必要があるからです。
長く使うほど月額料金が安くなるプランほど、この利用期間も長く設定される傾向があります。自分がどのくらい使い続ける予定かを考えて、プランを選ぶのがコツです。
2. プランによって異なる利用期限の仕組み
同じメーカーの中でも、複数のプランが用意されていることが多いです。標準的なプランは2年、長期割引が効くプランは3年といった具合に分かれています。
中には子育て世代向けの特別なプランもあり、そちらは3年以上の設定になっているケースも見かけます。申し込む前に、自分が選ぼうとしているプランの年数をしっかり確認してください。
3. 期間内に解約した場合のデメリット
最低利用期間が終わる前に解約をすると、解約金という形でお金を支払う必要があります。これは「早期解約手数料」と呼ばれることもあります。
せっかく安くお水が飲めても、数万円の解約金を払うことになってはもったいないです。期間を守って使い切れるかどうか、事前のシミュレーションが欠かせません。
解約時に発生する解約金の費用相場
もし途中で解約することになったら、一体いくら払うことになるのでしょうか。金額の目安を知っておけば、万が一のときでも慌てずに済みます。メーカーごとに設定されている金額の幅を見てみましょう。
1. 一般的なメーカーの解約料の目安
解約金の相場は、だいたい10,000円から20,000円くらいに設定されています。これまでの利用期間が短いほど、金額が高くなる仕組みを採用しているメーカーも多いです。
1年未満でやめる場合は20,000円近くかかり、2年以上経っていれば10,000円以下になることもあります。まずはこの10,000円から20,000円という数字を頭に入れておいてください。
2. サーバーの機種やプランによる金額の差
最新の機能がついたサーバーや、お部屋に馴染むデザイン性の高いモデルは、解約金が高めに設定されがちです。中には30,000円を超えるようなケースも存在します。
一方で、シンプルな機能だけの古いモデルなら、解約金が安く設定されていることもあります。見た目や機能だけで選ばず、解約時のコストもセットで考えるのが賢い選び方です。
3. 解約金以外に請求される可能性がある撤去費用
解約金とは別に、サーバーを返却するための送料や手数料がかかる場合があります。メーカーのスタッフが回収に来るのか、自分で梱包して送るのかでも費用は変わります。
「解約金は無料」と書かれていても、事務手数料や返送代が必要なパターンには注意が必要です。トータルでいくら出ていくのかを、公式サイトの細かい注意書きでチェックしましょう。
契約前に必ず確認するべき利用条件
契約書のハンコを押す前や、Webサイトで注文を確定させる前に、必ず見ておくべき項目があります。あとでトラブルにならないための、大事なチェックリストです。
1. 最低利用期間が満了するタイミング
期間の数え方はメーカーによって違います。「サーバーが届いた日」から数えるのか、「初回のお水が届いた日」からなのかを確認してください。
1ヶ月のずれで解約金が発生するかどうかが決まることもあります。スマホのメモ帳などに、正確な「契約満了日」を記録しておくと安心ですよ。
2. 解約を申し出る際の手順と期限
やめたいと思ったときに、いつまでに連絡をすればいいかも重要です。解約希望日の1ヶ月前までに電話をしなければならない、といったルールがあります。
連絡が遅れると、翌月分のお水が届いてしまったり、利用期間が1ヶ月延びたりします。ネットで簡単に手続きできるのか、電話のみの受付なのかも把握しておきましょう。
3. サーバーの返却にかかる送料の負担
使い終わったサーバーを返すとき、送料を誰が払うのかは意外と盲点です。メーカーが無料で回収してくれる場合もあれば、数千円の送料を自己負担する場合もあります。
サーバーは重くて大きいので、自分でお店に持ち込むことはできません。返送の手順がスムーズかどうかは、使いやすさと同じくらい大切なポイントになります。
最低利用期間が短いウォーターサーバー
「数年も使い続けられるか自信がない」という人には、期間の設定が短いメーカーがおすすめです。お試し感覚で始められる3つのサービスを紹介します。
アクアクララ
アクアクララは、初めてウォーターサーバーを導入する人にとって、ハードルが低いのが特徴です。多くのメーカーが2年以上の縛りを設ける中で、期間の設定が短めに設定されています。
生活スタイルが変わるかもしれない人や、まずは1年くらい使ってみたいという人にぴったりです。解約時の負担も比較的軽いため、気軽にスタートできるのが嬉しいですね。
| 項目 | 内容 |
| 最低利用期間 | 6ヶ月〜1年(プランによる) |
| 解約金 | 3,300円〜11,000円 |
| サーバー代 | あんしんサポート料として月額1,100円〜 |
アルピナウォーター
アルピナウォーターは、契約期間の縛りが1年と短く設定されています。北アルプスの天然水を磨き上げた美味しいお水を、短期間から楽しむことができます。
1年経てばいつでも解約金なしでやめられるので、転勤が多い方や一人暮らしの方にも選ばれています。お水の注文ノルマもないため、自分のペースで使いやすい一台です。
| 項目 | 内容 |
| 最低利用期間 | 1年 |
| 解約金 | 14,300円(1年未満の場合) |
| お水の代金 | 12リットル 1,242円 |
マーキュロップ
マーキュロップは、1年ごとの契約更新という形をとっている珍しいメーカーです。スタッフが定期的にお水を届けてくれる自社配送が魅力で、親身な対応が評判です。
1年使い切ればその後の解約金はかからないため、長期の縛りに抵抗がある人でも安心です。メンテナンス体制も整っているので、短い期間でも清潔に使い続けられます。
| 項目 | 内容 |
| 最低利用期間 | 1年 |
| 解約金 | 5,500円(6ヶ月未満)、3,300円(6ヶ月以上1年未満) |
| 特徴 | 年に1回のサーバー無料交換あり |
契約期間の縛りがないウォーターサーバー
最近は、そもそも「最低利用期間」という考え方がないサービスも増えてきました。いつでも好きなときにやめられる安心感は、大きなメリットになります。
ウォータースタンド
ウォータースタンドの「ピュアライフ」というモデルは、期間の縛りがないプランを選べます。水道水を注いで使うタイプなので、お水のボトルが届く心配もありません。
お水の量を気にせず使えて、やめたいときはいつでも解約できます。ただし、最初に設置費用が発生することがあるので、その点だけは事前に確認しておきましょう。
| 項目 | 内容 |
| 最低利用期間 | なし(プランによる) |
| 解約金 | 0円 |
| サーバータイプ | 水道水補充型(浄水タイプ) |
クリクラ
クリクラは「解約金なし」を公式に掲げている数少ないメーカーです。最低利用期間の設定がないので、1ヶ月だけ使って返却することも理論上は可能です。
入会金や解約金といった初期費用を抑えたい人に支持されています。赤ちゃんのミルク作りなどで、一時的にだけ使いたいという家庭にも非常に便利なサービスです。
| 項目 | 内容 |
| 最低利用期間 | なし |
| 解約金 | 0円 |
| お水の種類 | RO水(ミネラル配合) |
ふじざくら命水
ふじざくら命水には、解約金が発生しない「お試しプラン」が用意されています。まずは数ヶ月使ってみて、気に入ったらそのまま継続するという使い方ができます。
富士山の天然水を低価格で提供しており、味にもこだわりたい人に最適です。縛りがないプランを入り口にできるので、納得してから本契約に進めるのが親切ですね。
| 項目 | 内容 |
| 最低利用期間 | なし(解約金無料プランの場合) |
| 解約金 | 0円 |
| サーバー代 | 初月無料キャンペーンなどあり |
乗り換えキャンペーンが充実しているメーカー
「今のサーバーを解約したいけれど、解約金がもったいない」と悩んでいるなら、他社のキャンペーンを利用しましょう。他社が解約金を肩代わりしてくれる仕組みがあります。
プレミアムウォーター
プレミアムウォーターは、乗り換え時のキャッシュバックが非常に手厚いメーカーです。他社を解約するときにかかった費用を、最大で16,500円まで返金してくれます。
これなら、今の契約期間が残っていても実質無料で乗り換えが可能です。デザインがおしゃれなサーバーが多いので、気分を変えたいときにもおすすめの選択肢です。
| 項目 | 内容 |
| 特典内容 | 最大16,500円キャッシュバック |
| 適用条件 | 他社の解約証明書類を提出すること |
| サーバーの種類 | 天然水(非加熱処理) |
Locca
Locca(ロッカ)は、浄水型ウォーターサーバーの中でも乗り換え支援に力を入れています。最大で16,500円分のキャッシュバックを受けられるキャンペーンを頻繁に行っています。
ボトルのお水を買うタイプから、水道水を使うタイプへ切り替えたい人にぴったりです。解約金の負担を気にせず、最新の浄水サーバーへお得に移行できます。
| 項目 | 内容 |
| 特典内容 | 他社解約金を最大16,500円還元 |
| 支払い方法 | 三井住友カードのVポイントギフトなど |
| 特徴 | 月額2,680円の定額制 |
コスモウォーター
コスモウォーターも、他社からの乗り換えで現金やギフトカードがもらえる特典を用意しています。時期によって内容は変わりますが、5,000円から10,000円程度の還元が多いです。
お水のボトルを足元で交換できる人気のサーバーに、お得に切り替えるチャンスです。乗り換えの手続きもシンプルなので、今のサーバーに不満があるなら検討してみてください。
| 項目 | 内容 |
| 特典内容 | 期間限定のキャッシュバックやギフト特典 |
| 対象 | 他社からの新規申し込み者 |
| サーバー機能 | ボトル下置きタイプで交換がラク |
毎月の水代以外にかかる固定費の種類
ウォーターサーバーを維持するには、お水の代金以外にも細々としたお金がかかります。月々の合計金額がいくらになるのか、漏れなく把握しておきましょう。
1. サーバーのレンタル料金
サーバーを借りるためのレンタル料が毎月発生する場合があります。月額550円から1,100円くらいが相場ですが、お水の注文数に応じて無料になるメーカーも多いです。
高機能な機種を選ぶと、レンタル料が高くなる傾向があります。固定費を抑えたいなら、レンタル料がずっと無料のサーバーを選ぶのが近道です。
2. 毎月の電気代の目安
サーバーはお水を冷やしたり温めたりするために、24時間電源を入れておく必要があります。電気代はだいたい月に500円から1,000円程度かかると考えておきましょう。
最近のモデルには「エコモード」がついており、電気代を300円台まで抑えられるものもあります。毎月のコストを考えるなら、省エネ性能もチェックポイントです。
3. 定期的なメンテナンス費用
サーバー内部を清潔に保つためのメンテナンス代が必要なケースもあります。1年に1回サーバーを交換する費用や、セルフ清掃キットの代金などです。
「あんしんサポート」のような名称で、月額数百円を積み立てる形式もあります。故障したときの無料修理が含まれていることもあるので、内容をよく見ておきましょう。
注文ノルマと配送休止の手数料
「お水が余っているのに、また次が届いてしまった」という経験をする人は多いです。お水の配送ルールを理解しておかないと、余計な費用がかさむ原因になります。
1. 毎月注文しなければならない最低本数
多くのメーカーには「1ヶ月に2本以上」といった注文ノルマがあります。これを下回ると、お水を注文していなくてもサーバー代などの名目で費用が発生します。
一人暮らしや外出が多い人の場合、このノルマが負担になることがあります。自分の使う量に合わせて、ノルマがないメーカーを選ぶのも一つの手です。
2. 配送を一時停止する際の手数料
お水が余ったときに配送を止めることを「スキップ」と呼びます。1回目は無料でも、2回連続で止めると手数料が880円ほどかかるメーカーが一般的です。
「今は必要ないから」と止めるたびにお金がかかっては、お水代を節約する意味がありません。どのくらいの期間まで無料で休めるのかを、事前に確認してください。
3. 定期配送のサイクル変更の可否
お水が届く間隔を「2週間に1回」から「4週間に1回」へ変更できるサービスもあります。自分の消費ペースに合わせて、スマホアプリなどで簡単に変えられると便利です。
固定のサイクルしかないメーカーだと、お水の管理が大変になります。柔軟に配送スケジュールを組めるかどうかも、長く使い続けるための条件になります。
ボトルの種類と交換作業の手間
お水が届いたあとの作業も、毎日の生活に関わってきます。ボトルの種類によって、ゴミ出しの手間や保管場所の確保のしやすさが大きく変わります。
1. 使い捨てボトルの処分方法
最近の主流は、お水を使い切ったらそのまま潰して捨てられる「ワンウェイボトル」です。資源ゴミとして出せるので、空のボトルが家の中に溜まりません。
ペットボトルと同じ感覚で捨てられるため、部屋が狭い人や忙しい人に向いています。ただし、ゴミの量が増えるという点は覚えておきましょう。
2. 回収が必要なガロンボトルの保管
「リターナブルボトル(ガロンボトル)」は、使い終わった空の容器をメーカーが回収して再利用します。ゴミが出ないため、環境に優しいのがメリットです。
一方で、回収に来るまで空のボトルを家の中に置いておかなければなりません。保管スペースが必要になるので、置き場所をあらかじめ確保しておきましょう。
3. 重いボトルを持ち上げない足元交換タイプ
一般的なサーバーは、12kgもあるボトルを胸の高さまで持ち上げてセットする必要があります。これは女性や高齢の方にはかなりの重労働です。
重いものを持ち上げたくないなら、足元でボトルを交換できるタイプを選んでください。スライドさせるだけでセットできるので、腰を痛める心配もありません。
契約からサーバー設置までの具体的な流れ
申し込みをしてからお水が飲めるようになるまで、どのようなステップを踏むのでしょうか。当日に慌てないための準備について解説します。
1. Webサイトからの申し込み手順
まずは公式サイトから、サーバーの機種やお水のプランを選びます。名前や住所のほか、初回の配送日時を指定するのが一般的です。
このとき、クレジットカードなどの支払い情報を入力します。申し込み完了後に確認のメールが届くので、内容に間違いがないかダブルチェックしてください。
2. サーバー設置場所の確保と電源確認
サーバーが届く前に、置き場所を決めておきましょう。壁から10cmほど離して置く必要があるので、少しゆとりを持ったスペースを確保するのがコツです。
また、コンセントが近くにあるかも重要です。延長コードの使用を禁止しているメーカーも多いため、直接壁のコンセントにさせる場所を探してください。
3. 初回配送時の受け取りと初期設定
指定した日に宅配業者やメーカーのスタッフがサーバーを届けてくれます。玄関先での引き渡しになることが多いので、設置場所まで自分で運ぶ準備をしておきましょう。
設置したら、お水をセットして電源を入れます。お湯が出るようになるまで30分から1時間ほどかかるので、ゆっくり待ってから使い始めてくださいね。
解約を検討する際の手続き方法
いつかサーバーを卒業するときのために、解約の流れも知っておくと安心です。手続きをスムーズに進めるための、3つの重要ポイントをまとめました。
1. カスタマーセンターへの連絡時期
解約を決めたら、まずは電話かWebのマイページから連絡をします。前述した通り、連絡の期限(1ヶ月前など)を守ることが大切です。
解約金の有無や、サーバーの回収日について打ち合わせを行います。このとき、お水の定期配送を止める手続きも同時に行われるのが一般的です。
2. サーバー内の水抜き作業
返却する前に、サーバーの中に残っているお水をすべて出し切る「水抜き」が必要です。これをしておかないと、運搬中に水が漏れて家の中が濡れてしまう恐れがあります。
温水タンクが冷めるまで数時間待ってから作業する必要があるため、前日までに準備を済ませておきましょう。手順は説明書や公式サイトに載っています。
3. 運送業者によるサーバーの回収
約束した日時に、業者がサーバーを引き取りに来ます。玄関先で渡すだけの場合が多いですが、梱包が必要なメーカーなら事前に箱に入れておきましょう。
サーバーを渡したら、すべての手続きが完了です。最後に返却した証明となる伝票をしっかり受け取って、しばらくの間は保管しておいてください。
まとめ
ウォーターサーバーの最低利用期間は、2年から3年が一般的です。もし期間内に解約すると10,000円から20,000円ほどの解約金がかかるため、契約前の期間チェックは欠かせません。短期間だけ試したいなら、アクアクララのように縛りが短いメーカーや、クリクラのように解約金がないサービスを選ぶのが賢明です。
お水代だけでなく、電気代やレンタル料、注文ノルマによる手数料といった「隠れたコスト」も計算に入れておきましょう。他社の解約金を肩代わりしてくれる乗り換えキャンペーンを上手く使えば、今の契約に縛られず新しい1台を使い始めることもできます。自分の生活にぴったりのサーバーを見つけるために、まずは気になるメーカーの公式サイトで最新のキャンペーン情報を覗いてみてください。
