ウォーターサーバーがあると、いつでも冷たい水や熱いお湯が使えて便利ですよね。ただ、実際に使い始めてから「こんなはずじゃなかった」と後悔する声もよく聞きます。この記事では、ウォーターサーバーのデメリットを包み隠さずお伝えします。月々の費用や設置場所の注意点など、契約前に知っておきたいポイントをまとめました。この記事を読めば、自分に本当に必要かどうかがしっかり判断できますよ。
ウォーターサーバーのデメリットとは?
ウォーターサーバーを置く前に、まずはマイナス面をしっかり把握しておきましょう。便利なイメージが強いですが、実際に家の中に置くと生活リズムが変わることもあります。ここでは、多くの人が感じている代表的な3つのデメリットを具体的に見ていきますね。
1. 水代以外にかかる固定費が意外と多い
お水代だけで済むと思っていると、月々の支払額を見て驚くかもしれません。サーバーのレンタル代や、電気代が毎月必ずかかってきます。
例えば、毎月の電気代が1,000円くらいかかる機種もあります。これらをすべて合計すると、スーパーでペットボトルを買うより高くなることがほとんどです。
2. 設置スペースと壁との距離が必要になる
本体そのものの大きさだけでなく、周囲に隙間を作らないといけません。壁にぴったりくっつけると、機械の熱がこもって故障の原因になるからです。
放熱のために左右や背面を数センチずつ空ける必要があります。そうなると、カタログで見たサイズよりもずっと場所を取るなと感じるはずです。
3. 重いボトルを交換するのが意外と大変
一般的なお水のボトルは12キロもあります。これを胸の高さまで持ち上げてセットするのは、かなりの重労働になります。
特に女性や腰を痛めている方にとっては、毎回の交換が大きなストレスです。お水がなくなるたびに気合を入れないといけないのは、少し面倒ですよね。
毎月の維持費はトータルでいくらかかる?
「月々3,000円から」という広告を見かけますが、実際にはもっとかかるのが現実です。お水代のほかに、見落としがちなコストがいくつか隠れています。トータルでいくら家計から出ていくのか、具体的な内訳を確認してみましょう。
| 項目 | 目安の金額(月額) |
| お水代(12L×2本) | 3,000円〜4,000円 |
| サーバーレンタル料 | 0円〜1,100円 |
| 電気代 | 300円〜1,000円 |
| サポート・保険料 | 0円〜800円 |
1. 24時間つけっぱなしにする電気代の目安
ウォーターサーバーは、お水の温度を保つためにずっと電気を使っています。冷蔵庫と同じように、コンセントを抜くことはできません。
古いタイプだと月に1,000円ほどかかりますが、最新の省エネモデルなら300円から500円程度で済みます。この差は年間で考えるとかなり大きいですよね。
2. サーバーレンタル代や配送料の有無
本体のレンタル料が無料のメーカーも多いですが、条件がある場合も多いです。例えば「お水を月に2本以上注文すること」などが決まっています。
また、お住まいの地域によっては配送料が別途かかることもあります。自分の家が無料エリアに入っているかどうか、事前にチェックが必要です。
3. 意外と忘れがちなメンテナンスやサポート費用
サーバーを清潔に保つためのメンテナンス代が必要な場合があります。数年に一度、本体をまるごと交換してくれるサービスなどです。
また、故障したときのための安心サポート料が月額でかかるメーカーもあります。これらを含めると、トータルの出費は意外と膨らみます。
設置場所に失敗しないための注意点は?
どこにでも置けそうな気がしますが、実はウォーターサーバーには苦手な場所があります。置き場所を間違えると、音がうるさく感じたり、お水が傷んだりすることもあるんです。後悔しないために、設置のルールを覚えておきましょう。
1. 壁から10センチ以上離さなければいけない理由
多くのサーバーは、背面から熱を逃がす仕組みになっています。壁に密着させると熱が逃げ場を失い、冷やす力が弱まって電気代が上がってしまいます。
また、壁紙が黒ずんでしまう「電気ヤケ」が起きることもあります。賃貸物件に住んでいる方は、特に気をつけて隙間を作ってくださいね。
2. コンセントの位置とコードの長さによる制限
サーバーは消費電力が大きいため、タコ足配線は絶対にNGです。壁にあるコンセントから直接電気を取る必要があります。
コードの長さは1.5メートルから2メートルくらいが一般的です。置きたい場所にコンセントが届くか、あらかじめメジャーで測っておきましょう。
3. 直射日光や湿気が多い場所を避けるべき理由
窓際でお日様が当たる場所だと、ボトルの中のお水に藻が発生することがあります。お水の品質を守るために、日陰で涼しい場所を選びましょう。
また、お風呂場の近くなど湿気が多い場所も避けてください。湿気は家電にとって大敵ですし、カビの原因にもなってしまいます。
水ボトルにまつわる不便なこととは?
お水が届くのは嬉しいですが、ボトルの扱いには意外と手がかかります。家の中での動線を考えておかないと、部屋がボトルだらけになってしまうかもしれません。実際に使うシーンを想像して、不便な点を確認しましょう。
1. 使い終わった空ボトルのゴミ出しや保管
ボトルには「使い捨て」と「回収」の2種類があります。使い捨てタイプは、小さくつぶして資源ゴミとして捨てられますが、かさばります。
回収タイプは、次のお水が届くまで空のボトルを家で保管しなければなりません。ゴミの日まで置いておく場所を確保するのは、意外と大変です。
2. 届いたボトルを置いておくスペースの確保
お水はだいたい2本1セットで届きます。12キロのボトルが2つ届くと、それだけでかなりの存在感があります。
キッチンやリビングの隅に置いておくと、掃除の邪魔になることも多いです。あらかじめ、予備のボトルをどこに隠しておくか決めておきましょう。
3. 12キロのボトルを持ち上げてセットする負担
多くのサーバーはお水を本体の上部に差し込むタイプです。12キロの塊を肩の高さまで持ち上げるのは、本当に重くて危険です。
持ち上げるときに腰をグキッとやってしまう人も少なくありません。コスモウォーターのように、足元で交換できるタイプを選ぶとこの悩みは消えますよ。
契約期間や解約金で損をしないためには?
ウォーターサーバーを契約するときに一番気をつけたいのが、解約にまつわるルールです。スマホと同じように「縛り」があることがほとんどで、短期間でやめると高いお金を払うことになります。
1. 最低でも2年から3年は使うという契約内容
ほとんどのメーカーでは、最低利用期間が設定されています。だいたい2年から3年くらいが一般的で、それより長く設定されているプランもあります。
自分がその期間ずっと使い続けられるか、冷静に考えてみましょう。引っ越しや家族構成の変化がある場合は、期間が短いものを選ぶのが安心です。
2. 途中でやめた場合に払う違約金の相場
期間内に解約すると、解約違約金として10,000円から20,000円ほど請求されます。プレミアムウォーターなどは、プランによって50,000円近くかかることもあります。
「合わなかったらすぐ返せばいいや」と思っていると、痛い出費になります。契約書に書かれている金額は、必ずスマホで写真を撮るなどして残しておきましょう。
3. 乗り換えキャンペーンで費用を抑える方法
もし今使っているサーバーを解約したいなら、他社の乗り換えキャンペーンを使いましょう。他社の解約金を負担してくれるサービスがよくあります。
これを使えば、実質0円で新しいメーカーに移ることも可能です。解約金がネックでやめられないときは、こういうキャンペーンを賢く利用してください。
注文ノルマや配送で困ることはない?
自分のペースでお水を飲みたいのに、次から次へと届いてしまうのが「ノルマ」の怖さです。一人暮らしの方や共働きの方は、お水が使いきれるかどうか不安ですよね。配送のシステムについて詳しく説明します。
1. 水が余っても毎月届いてしまう悩み
多くのメーカーには「月に2本以上」といった注文ノルマがあります。冬場などあまりお水を飲まない時期は、玄関にお水が積み上がっていくこともあります。
お水には賞味期限があるので、古いものから使わないといけません。ノルマがないメーカーや、配送を一時的に止められるところを選びましょう。
2. 配送の一時休止やスキップができる条件
お水が余ったときは、配送を1回お休みできる「スキップ」という制度があります。ただし、2回連続でお休みすると手数料がかかるメーカーが多いです。
「手数料で800円払うならお水を買った方がマシ」となってしまうこともあります。休止のルールが緩いかどうかは、長く続けるための大事なポイントです。
3. 不在時の受け取りや再配達の手間
お水は重いので、宅配ボックスに入らないことも多いです。直接受け取らないといけない場合、忙しい方は再配達を頼むのが手間になります。
玄関先に置いてくれる「置き配」ができるメーカーもありますが、防犯面が少し心配ですよね。自分の生活スタイルに合った受け取り方ができるか確認してください。
衛生面や日々の掃除はどうすればいい?
サーバーは家電なので、放っておくとホコリが溜まったりカビが生えたりします。家族が毎日口にするお水だからこそ、お手入れのしやすさは無視できません。どんな掃除が必要になるのか見ていきましょう。
1. 飲み口や受け皿をこまめに掃除する手間
冷水やお湯が出てくる蛇口の付近は、お水がはねて汚れやすい場所です。そのままにすると雑菌が繁殖してしまうので、週に1回は拭き掃除が必要です。
また、コップからこぼれたお水が溜まる受け皿も、すぐにヌメリが出てしまいます。取り外して洗う手間がかかることは、覚悟しておいた方がいいでしょう。
2. サーバー内部の自動洗浄機能の効果と限界
最近の機種には、熱湯を循環させて中を殺菌する機能がついています。これがあると安心感は増しますが、すべての汚れが落ちるわけではありません。
目に見えない部分の汚れは、やはりプロによる定期的なクリーニングが必要です。自動洗浄があるからといって、まったく掃除がいらないわけではないんです。
3. 長期間使わない時の水質の変化と対処法
旅行などで1週間以上お水を使わないと、タンクの中のお水が古くなってしまいます。戻ってきたときに、少しお水を出しっぱなしにして捨てる必要があります。
もっと長く、1ヶ月くらい空ける場合はお水を抜かなければいけません。たまにしかお水を使わない人にとっては、管理が少し面倒に感じるポイントです。
音や熱が気になって後悔することはある?
実際に置いてみないとわからないのが、機械から出る「音」と「熱」です。静かな夜に気になる音が聞こえてくると、眠れなくなってしまう人もいます。音に敏感な方は、以下の点に注意してくださいね。
1. 夜中に気になるブーンという振動音
お水を冷やしたり温めたりするときに、コンプレッサーという機械が動きます。そのときに「ブーン」という低い振動音が発生することがあります。
冷蔵庫の音と同じくらいですが、床がフローリングだと音が響きやすいです。寝室に置こうと考えているなら、静音設計のモデルを選ばないと後悔します。
2. 背面の放熱により室温が上がる可能性
サーバーは常に熱を外に逃がしています。そのため、サーバーの周りはほんのり温かくなります。狭い部屋に置くと、少し室温が上がったように感じるかもしれません。
特に夏場は、エアコンの効きに少しだけ影響が出ることもあります。風通しの良い場所に置いて、熱がこもらないように工夫することが大切です。
3. 寝室や狭い部屋に置くときの注意点
ワンルームマンションなど、寝る場所とサーバーが近い場合は特に注意が必要です。音が気になって電源を抜いてしまうと、お水が腐ってしまいます。
もし狭い部屋に置くなら、マットを敷いて振動を抑えるなどの対策をしてください。音が静かなフレシャスの「デュオ」などは、こういう場面で人気ですよ。
導入してもあまりメリットを感じない人の特徴は?
「みんな持っているから」という理由だけで選ぶと、ただの場所を取るオブジェになってしまいます。自分に当てはまっていないか、チェックリストのように確認してみてください。
1. 外出が多くて家で水をほとんど飲まない
平日は仕事で夜遅く、土日も出かけてばかりという方は、お水が全く減りません。注文ノルマに追われて、どんどんお水が溜まっていくストレスを感じるでしょう。
家でコーヒーやお茶を飲む習慣がないなら、ペットボトルで十分です。無理に契約しても、月々の支払いがもったいないだけになってしまいます。
2. スーパーの無料の水やペットボトルで十分な人
最近はスーパーで専用のボトルを買えば、お水を無料でもらえるサービスもあります。重い思いをして運ぶのが苦でないなら、そちらの方が圧倒的に安いです。
「安さ」を一番に考えている人にとって、サーバーは割高なサービスです。手間をお金で買うという感覚になれないなら、おすすめはできません。
3. 部屋が狭くて圧迫感を感じてしまう場合
ウォーターサーバーは高さが1メートル以上あり、奥行きもかなりあります。狭いお部屋に置くと、想像以上に圧迫感が出て部屋が狭く感じてしまいます。
インテリアにこだわっている人も、サーバーのデザインが浮いてしまうと気になります。置いた後の生活動線がスムーズに確保できるか、しっかり想像しましょう。
デメリットをカバーするおすすめの選び方は?
デメリットが多いと感じても、選び方次第で解決できることもたくさんあります。不満を解消してくれる便利な機能を持った機種をご紹介します。これなら、面倒な手間を最小限に抑えられますよ。
1. 下置きタイプを選んでボトル交換を楽にする
ボトルの重さが心配なら、足元でボトルを交換できるタイプを選んでください。コスモウォーターの「smartプラス」などが有名です。
重いお水を持ち上げる必要がなく、カゴに入れてスライドさせるだけでセット完了です。これなら、力が弱い女性やお年寄りでも一人で簡単に交換できます。
2. 水道水補充型でボトル代やノルマをなくす
お水の注文やゴミ出しが面倒なら、水道水を使うタイプが一番です。エブリィフレシャスのような「浄水型」なら、タンクに水道水を注ぐだけです。
お水代は水道代だけなので、どれだけ飲んでも定額なのが嬉しいポイントです。ボトルが届くのを待つ必要も、空のボトルを捨てる手間もすべてなくなります。
3. 省エネ機能付きで電気代を月300円台に抑える
電気代を節約したいなら、エコモードが充実している機種を選びましょう。部屋が暗くなると自動で加熱を止める機能などがついているものです。
フレシャスのサーバーなどは省エネ性能が非常に高く、月々の電気代をぐっと抑えられます。長期的に使うなら、電気代の安さは機種選びの最優先事項ですよ。
申し込む前に最終確認すべきポイントとは?
最後に見落としがないか、3つのポイントをチェックしましょう。これを確認するだけで、契約後のトラブルを半分以上防ぐことができます。
1. 毎月の支払額の合計をシミュレーションする
お水代だけでなく、電気代やサポート料も全部足して計算してみましょう。自分が「これくらいなら払える」と思う金額に収まっているかを確認します。
また、お水を1日にコップ何杯くらい飲むか計算するのも大事です。家族全員で飲むと、意外と2本では足りなくなることも多いですからね。
2. 設置予定場所に十分な隙間があるか測る
置きたい場所の「幅」と「奥行き」をメジャーで測ってください。本体のサイズにプラス10センチくらいの余裕があるかどうかが分かれ目です。
コンセントが届くかも忘れずに確認しましょう。延長コードを使うと電圧が不安定になり、お湯が熱くならないなどの不具合が出ることがあります。
3. 故障した時のサポート内容と修理費用
もし機械が壊れたとき、無償で直してくれるのかを確認しておきましょう。月数百円のサポートに入っていないと、高い修理代を取られることもあります。
また、お水の配送ミスやサーバーの不具合が起きたとき、電話がすぐつながるかも重要です。口コミサイトなどで、メーカーの対応の評判を調べておくと安心です。
まとめ
ウォーターサーバーには、費用や場所、お手入れの手間などいくつかのデメリットがあります。特に月々のランニングコストや重いボトル交換は、生活に直結する大きなポイントです。契約してから「思っていたのと違う」と後悔しないように、今回ご紹介した注意点を一つずつ確認してみてくださいね。
一方で、お湯を沸かす手間がなくなったり、美味しいお水をいつでも飲めたりする喜びも大きいです。デメリットを理解した上で、それを上回る便利さを感じられるなら、あなたにとってウォーターサーバーは最高のパートナーになります。最近はボトルを使わない浄水型や、電気代が格安のモデルも増えています。自分の不満を解消してくれる一台を見つけて、快適なお水ライフを始めてみませんか。
